京都大学医学部附属病院 125th

ACTIVITY

看護活動

HUMANITUDE CARE

ユマニチュード®ケア

京都大学医学部附属病院 看護部では、2019年からユマニチュード®推進プロジェクトを立ち上げ、学びながら日頃のケアに取り入れています。

ユマニチュード®︎は、日本に紹介された当初「認知症患者に対する魔法のケア技術」と言われていました。
しかし学びを進めていくと、このケア技術は、認知症患者に限らず人として「あなたを大切に思っています」ということを相手に伝えるために必要なケア技術だと感じています。
例えばユマニチュード®には「4つの柱」という基本のケア技術があります。
初めは、看護師としては当たり前の技術だと思いましたが、ユマニチュード®を学ぶとやっているようでできていなかったことにたくさん気付かされました。
当院看護部は、ユマニチュード®学会の賛助会員となっています。
そして、ユマニチュード®推進プロジェクトを中心に講演会や研修を行いながらユマニチュード®の技術を院内に広めています。

ユマニチュード®の

4つの柱

  • 見る

    正面から水平に顔を近づけて見つめることで平等、信頼、優しさが伝えられる

  • 話す

    低めのトーンで穏やかに優しくポジティブな言葉で途切れなく話す

  • 触れる

    手や顔は避けて、肩や背中など広い面積をゆっくりと優しく触れる

  • 立つ

    視野が広がり、血液循環が活性化し、肺容積の増加、筋力低下の防止などの効果

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