京都大学医学部附属病院 125th

ACTIVITY

看護活動

MIDWIFERY CARE

助産ケア外来

思いに寄り添い、安心して妊娠・出産・育児に臨めるサボートを

お母さんをはじめご家族が積極的に出産・育児に関われるようサボートすることが私たち
の使命です。女性や赤ちゃんは未知の可能性を持った強い存在であると共に、とても繊細な面も持ち合わせているので、母指の状態や思いに寄り添い、可能性を大限に引き出せるように、心と身体を整えるサボートを心がけています。
そのためには、いきなりこちらの意見を伝えるような一方的な関わりではなく、お母さんの本当の気持ちを理解して、一緒に考えて答えを導き出す関係づくりが大切です。これはナイチンゲールの看護に大きな影響を受けた私の看護観でもあります。

所属する助産師は高いモチベーションを持って取り組んでいます。これからも、若いスタッフの目標になるケア外来を目指していきたいと思っています。
新生児集中ケア認定看護師が所属しています。院内や地域の病院から搬送される、医療のサポートを必要とする子どもたちのケアを行っています。医師・看護師がチームとなって、治療と養育の両方の視点から子どもたちを育んでいます。言葉の代わりに表情や行動で多くのサインを出している子どもたちの思いをキャッチし尊重することで、赤ちゃんに優しいケアをスタッフ全員で日々追求しています。

赤ちゃんが欲しいと思ったときから育児が落ち着くまで、しっかりとサポート

2013年度より、5年以上のキャリアを持つ助産師がより専門的なケアや保健指導にあたる「助産ケア外来」を開設しました。マンツーマンの専門外来で、乳房ケア、断乳相談、育児相談、グリーフケア、不妊相談、インファントマッサージなどの相談に応じています。2016年度からは不妊カウンセラーの資格をもつ助産師が中心となって、不妊治療中のカップルの体外受の個別相談にも力をいれています。個室で、個別的にそれぞれの家族背景や赤ちゃんの状態に応じた指導をしています。赤ちゃんが欲しいと思ったその時から、妊娠、出産を経て育児が一段落されるまで、助産師が寄り添い力になれる外来を目指しています。

「助産ケア外来」に関する詳しい内容は、中病棟2階のホームページでご覧いただけます。

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