京都大学医学部附属病院 125th

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先輩ナース

特定看護師

特定看護師として、
麻酔領域で専門性を発揮

看護部管理室
術中麻酔管理領域特定看護師
京都府医師会看護専門学校 卒

SECTION 01

特定看護師として、麻酔領域で専門性を発揮

当院に入職以来、救急病棟やICUに勤務してクリティカル領域の医療に携わっていたところ、看護師長のすすめで術中麻酔管理領域の特定資格を取得することに。この領域の特定看護師の役割は、現病歴・既往歴・手術歴・術前合併症の有無などの術前評価や手術の準備、呼吸・循環等の術中管理、術後疼痛管理チーム回診、麻酔科・主科・手術部看護師・その他医療従事者との連携をはかることなどです。

特定看護師として求められるのは、看護師の目線、生理学や薬理学などを踏まえた医師の目線を併せて考察し、エビデンスに基づいて患者さんに最適なアプローチを導き出すこと。麻酔科・看護部の一員として、患者さんに安全でより良い医療が提供できるように努力していきたいと思います。

SECTION 02

変化する医療編場のニーズに応じて活躍の場も広がる

手術に関わる職域上、患者さんとコミュニケーションをはかれる機会は少ないのですが、術前や術後回診の時などに患者さんに直接感謝の言葉をいただけた時はとても嬉しいですね。また患者さんの手術がスムーズに進み、無事に病棟に戻られた際は、ほっとした気持ちとともにやりがいを感じます。

当院の術中麻酔管理領域特定看護師の育成はまだ始まったばかり。今後、私たちの立ち位置や仕事内容も変化していくと思います。手術室だけではなく、ICUやHCUなどにも活躍の場が広がるでしょう。特定看護師となってまだ1年半程度ですが、看護師の3要素「知識・技術・態度」を意識し、自己研鑽に励んでいきたいと思います。

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